世界はなぜでできている– category –

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世界はなぜでできている
なぜ漢字の世界とアルファベットの世界では、ものの「見え方」が違うのか?
あなたが見ている世界は、本当に隣の人と同じですか? ちょっと考えてみてください。 休日、駅で待ち合わせた友人を人混みの中から探すとき。あるいは、スーパーの棚にずらりと並ぶ商品の中から、いつもの調味料を見つけるとき。 この「見て」「探す」とい... -
世界はなぜでできている
なぜ日本人は「すみません」を「ありがとう」の意味で使うのか?~無意識の習慣から戦略的な選択へ~
通勤電車の中の「すみません」— 無意識の口癖 満員電車で肩がぶつかる ──「すみません」。降りる人に道を譲られて ──「すみません」。駅員に道を尋ねて教えてもらうときも ──「すみません」。そして、コンビニのレジで商品を受け取る瞬間にも、思わず口を... -
世界はなぜでできている
なぜ虹の色は、日本では7色、アメリカでは6色、ドイツでは5色なのか?~言語と文化が変える世界の見え方~
虹は七色ではない?── 色の数が国によって違う、驚きの文化差 子どもの頃、雨上がりの空に虹を見つけて、「赤、橙、黄、緑、青、藍、紫」と指を折りながら数えた記憶はありませんか?日本人にとって虹は「七色」── これは疑いようのない常識です。 ところ... -
世界はなぜでできている
なぜ私たちは渡り鳥を見ると郷愁を感じるのか? ~日本人が渡り鳥に重ねてきたもの~
秋空を渡る声が、なぜ胸を締めつけるのか 東京ではもう、渡り鳥なんて見られない ── そう思っていませんか。実は、そうでもないのです。 葛西海浜公園。ここは、湾内で唯一ラムサール条約に登録された湿地のある公園で、毎年、シベリアなどから数万羽の渡... -
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なぜ渡り鳥はV字編隊で飛ぶのか?~自然界が実践する「最強のチームマネジメント」~
V字飛行が語る知恵 子どものころ、わたしは神奈川県の小さな町で育ちました。秋が深まると、夕暮れの空に渡り鳥たちが列をなして飛んでいくのを、よく見上げたことを思い出します。 薄い光の中、きれいなV字の形を保ちながらゆっくりと進んでいく姿。その... -
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なぜ渡り鳥は道に迷わないのか?~地図もGPSも持たない旅人の秘密~
もしあなたが、地図もスマホも持たずに大陸を越えろと言われたら? 想像してみてください。ある日突然、「地図もスマホもなしでアジア大陸を横断してみろ」と言われたら。きっと三日も経たずに、コンビニもWi-Fiもない場所で立ち尽くしてしまうでしょう。 ... -
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なぜ江戸の人々は伝統色「四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃ ひゃくねずみ)」を生みだしたのか?~江戸の「粋」は現代の「ミニマリズム」に通じていた~
色を奪われた人々が、生み出した「無限の色」 「四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃ ひゃくねずみ)」。 この言葉を初めて目にしたとき、正直、読み方さえ分かりませんでした。でも調べるうちに、江戸の人々の不屈の強さと、その奥に息づく繊細な美意識に、深... -
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なぜ私たちは「旬」という小さな言葉に心を動かされ続けるのか?
秋、旬の国へ。 秋は、食卓がいちだんと賑やかになる季節です。里芋、さつまいも、松茸、銀杏。柿、梨、りんご、ぶどう。そして、何と言っても炊き立ての新米。 この顔ぶれを眺めるだけで、胃袋が思わず拍手を始めます。 日本人にとって「旬」とは、ただの... -
世界はなぜでできている
なぜ日本には1,100もの伝統色があるのか?~現代人にこそ必要な、違いを感じ取り、言葉にする力~
あなたは「緑」をいくつ言えますか? 萌黄(もえぎ)、若草(わかくさ)、鶸(ひわ)、常磐(ときわ)、若竹(わかたけ)──。どれも同じ「緑」なのに、微妙に表情が異なります。萌黄は春の息吹、若草はやわらかな陽光に笑う草、常磐は凛とした冬の松。その... -
世界はなぜでできている
なぜ日本の「藍色」は「ジャパン・ブルー」と呼ばれ、日本を象徴する伝統色になったのか?
世界が「日本の青」と呼んだ色 ── サッカーにも、ジーンズにも流れる“藍の記憶” サッカー日本代表のユニフォームの青を見ると、胸の奥が少し熱くなる。デニムの深い青を目にすると、なぜか懐かしい気持ちになる。それは偶然ではありません。 どちらの青に... -
世界はなぜでできている
なぜカエルの鳴き声は、日本人は「ケロケロ」、アメリカ人は「リビット」と聞くのか?~日本語と英語でオノマトペ(擬音語・擬態語)がこんなに違う理由~
カエルは何と鳴くのか? 夜の田んぼに響くカエルの合唱。日本人の耳には「ケロケロ」「ゲコゲコ」と聞こえます。ところがアメリカ人に尋ねれば、同じ声が「ribbit, ribbit」と返ってくるのです。 もちろん、カエルが日本語や英語を話しているわけではあり... -
世界はなぜでできている
なぜ日本人は虫の鳴き声を味わうのか?~西洋では雑音、日本では情緒の不思議~
秋の夜長の、小さな謎 都会では減りましたが、秋の夜に窓を開ければ――「リーン、リーン」「コロコロコロ」「チンチロリン」。田舎なら、いまもそんな虫の声が聞こえるでしょう。 そのとき、あなたは何を思い浮かべますか。「秋だなあ」としみじみ感じるな...